2006年11月17日

四万十川100kmマラソン

(イ)です。ちと長いです。
10月14日(土)
全国から抽選で選ばれた約1500名のランナーが高知県四万十市(旧中
村)に終結。参加者の約半数が40〜50代である。

10月15日(日)
2時30分 草木も眠る丑三つ時起床。
3時00分 ホテルでのバイキングの朝食後バスでスタート地点へ移動。
4時30分 ストレッチ&アップ開始。
      脇、乳首、股間、足の指に丹念にワセリンを塗る。
      これを怠ると擦れて大変痛い思いをする。
5時30分 朝靄の中、ピストルの号砲で約1500名のランナーが10
      0km先のゴール目指して
      「行ってらっしゃ〜い」
      「行ってきま〜す」
      あっちこっちで沿道の人達と声を掛け合いながら和気藹々と
      スタート。

      コース上の給水ポイントは、2.5Km毎に水。
      5km毎に水、スポーツドリンク、梅干、飴等。
      20km毎におにぎり、パン、バナナ、味噌汁等。
      小学生からお年寄りまでたくさんのボランティアの人たちが
      お世話している。

      スタートして直ぐ、高低差600mの約20kmの上りの山道を走
      りながら四万十川上流へ向かう。
      前半は、同じレベルのランナーと集団で走ることになるのだ
      が、オヤジばかりの集団で走っていると息が詰まってくる。
      中でも、加齢臭のきついオヤジランナーは崖から突き落とし
      たくなる。

      やっぱり、女性がいるほうがいい。
      こんな時は、おばちゃんでも腐っても鯛である。(失礼)
      特に、数少ない若い女性ランナーがいるとウキウキである。
      しかしである。
      走りこんで色は浅黒く、筋肉が付いて引き締まっている脚は
      アスリートの脚としては最高なのだが、一人の女性の脚とし
      て見たら「あんたはサイボーグか」と言いたくなる。

9時35分 42.195km通過。1km6分ペース。まずまずである。
      36km地点から15km毎に関門がありその地点の制限時間内
      に通過しないと強制的に競技を終了させられる。

11時50分 62km地点のカヌー館でスタート地点で送っておいたウェア
      の着替えをする。
      記録を目指すランナーはこんな悠長なことはしないのだが、
      完走目的のランナーは着替えをする人が多い。
      小生もご多分に漏れず帽子からシューズまで全て替える。
      気分一新である。

12時20分 残り38kmしかないと思い込ませながらカヌー館を後にする。
      後半は四万十川に架かる沈下橋を渡ったりしながら四万十川
      に沿って下流に向かって走る。

      このあたりに来ると、集団もばらけてしまい一人旅となる。
      ここからは自己との戦いである。
      歩き出すランナーも増えてくる。
      「暑い〜」「足が痛い」「わしゃなんでこんな事しよんかい
      な〜」「もういやや〜」心の中で叫ぶ。
      「歩いたら楽やで〜」「棄権したらもっと楽やで〜」
      悪魔の声が囁く。

      自分との葛藤の最中、小生の後ろを「ハアーハアー」と付い
      て来るランアーがいる。
      振り返ると一人の女性ランナー。
      「私はあなたのペースメーカーみたいですね」と声を掛ける。
      「すみません。付いて行かしてください」
      「それじゃあ、ゴールまで一緒に走りましょう」
      「お願いします」

      女性から「付いて行きます」なんて言われた日にゃ、ここは
      男気を出して足が悲鳴を上げているのにも拘らず彼女を引っ
      張りながら走る。(あほでんなあ)
      二人で走ると徐々にペースが上がり、前を走るランナーを次
      々と追い抜いて行く。
      当然、悪魔の囁きなんかどっかに吹っ飛んでいた。

      ゴール近くの沿道では、たくさんの人達が
      「お帰りなさ〜い。ごくろうさ〜ん」と迎えてくれる。
      「ただいま〜。ありがとう〜」声援に手を振りながら応える。
      感動の極みである。

16時51分 中村高校校庭内のゴールに女性ランナーと共に、二人一緒に
      ゴール。
      「ありがとうございました。助かりました」
      「こちらこそありがとう。それじゃあお元気で」
      握手してその後の余韻に浸ることなく爽やかに別れる。
      なぜ?
      それはおばちゃんサイボーグだったからです。

      参加者1339名
      完走者1043名

      記録11時間21分05秒 順位257位でした。


      

     

       
posted by staff at 06:57| ☁| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 すごい!えらい!
たいしたもんだ!
この世界は想像も出来ないが
偉業を達成したと言っても
言い過ぎではなさそうですね。
それで次の週になに食わない顔をして
仕事をしてるんだから
開いた口がふさがらないよ。
Posted by kamui at 2006年11月18日 19:49
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